【FREE】東京国際、ウクライナ・ロシア情勢で声明文
2022年03月12日
東京国際映画祭は11日、現在のウクライナ・ロシア情勢に関して、次のとおり声明文を発表した。
「私たちは、今回の事態により人々の生活や、映画を始めとする豊かな文化が危機にさらされていることを深く憂慮しています。
映画を通じて国際友好と文化の増進に寄与することを目的とする東京国際映画祭としては、危機にさらされているすべての人々の苦難に寄り添い、それらの人々が生み出す映画と芸術を国境を越えて支援していきたいと考えます。
そのために私たちは、一刻も早く現在の危機が平和的に解決されることを強く望みます。
そして、本年の第35回東京国際映画祭(10月24日(月)~11月2日(火))に向けて、私たちとしてとるべき方策を検討してまいります」
同映画祭が近年上映したウクライナ映画には、19年『アトランティス』(ヴァレンチン・ヴァシャノヴィチ監督/審査員特別賞受賞)、19年『異端の鳥』(ヴァーツラフ・マルホウル監督/19年上映時のタイトルは『ペインテッド・バード』/チェコ、スロバキアとの合作)がある。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。