演歌歌手・松前ひろ子と弟子の三山ひろしが13日、東京・日本橋三井ホールで「春便り~歌心をあなたへ~」と題したコンサートを開催した。
毎年 “いい夫婦の日” の11月22日にディナーショーを実施している2人。今回のコンサートは、昨年新型コロナウイルスの影響で中止となった同イベントの代わりに企画・実施されたもので、ステージでは2人がそれぞれの代表曲や、昨年11月に松前の新シングルとして発表され、オリコン演歌チャートで1位にも輝いたデュエットソング「人生援歌」(21年11月17日発売、徳間ジャパンコミュニケーションズ)など全21曲を披露。また松前が「望郷酒がたり」(4月27日発売、徳間ジャパンコミュニケーションズ)、三山が「花恋歌~はなれんか~」(1月26日発売、日本クラウン)と、今年の勝負曲も歌唱し、集まった600人のファンを魅了した。
三山は12年に松前の次女と結婚しており、今回義母とのデュエットが実現。本番前の取材では「25歳の時に上京してきてから、我が子のように可愛がってもらっていますが、どちらかというと『義母』というよりは『偉大な師匠』。そんな師匠と共に歌わせて頂けてありがたく思っています」と語った三山だったが、松前は「私は『師匠』というより『お義母さん』と呼ばれたい。いつか言ってもらいたいと思っています」と返し、笑わせた。