歌手・なつこが18日、東京・MARUNOUCHI BASEで新曲「ガラスの蝶」(11月24日発売、徳間ジャパンコミュニケーションズ)のリリース記念コンサートを開催した。
「ガラスの蝶」は、恩師である若草恵が作曲、さくらちさとが作詞を手がけたナンバー。約6年ぶりとなる新曲で、レコード会社も日本クラウンから徳間ジャパンへと移籍し心機一転。「やっと皆様の前でこの歌を歌える日が来ました。この新曲が出せるまで6年という長い時間がかかってしまったんですけど、その分熱い想いがみなぎっています」とあいさつした。
この日は2012年に発表したデビュー曲「氷の焔(ほのお)」から、最新曲「ガラスの蝶」まで、自身の持ち曲を惜しみなく披露。作曲の若草、作詞のさくらも応援に駆け付け「この曲をレコーディングした時に、約6年という月日が無駄じゃなかったことを確信しました。繭から新しい蝶に変わったように歌も進化していました。逆にいうとそれほど一生懸命努力したということ。本当に良かったなと思っています」(若草)、「作詞をさせて頂いてとても光栄。若草先生がなつこさんのイメージそのままの素敵なメロディを下さった。そしてなつこさんが魂の震えるような歌唱で素晴らしい歌にして下さりました。私にとっても宝物になりました」(さくら)とそれぞれ語った。
新型コロナウイルスの影響で「この2年間はまったくライブ活動ができなかった」というなつこだが、YouTubeチャンネルの開設やVoicyでのラジオ配信など新たな試みにも挑戦。精力的に活動を続けてきた。最近はキャンペーンやライブ活動も徐々に出来るようになってきたそうで、来年に向け「TV、ラジオ、ライブ、SNSを通じて色々な顔を見せていきたいです」と笑顔で話した。