規格外のドキュ『ＧＵＮＤＡ』本編映像解禁

　ビターズ・エンド配給『ＧＵＮＤＡ／グンダ』の本編映像の一部が解禁された。

　名優ホアキン・フェニックス（エグゼクティブプロデューサー）と“最も革新的なドキュメンタリー作家”と称されるヴィクトル・コサコフスキー監督がタッグを組んだ。音楽、ナレーションなし、全編モノクローム。ただブタ親子の「日常」を見つめる93分の記録であり、従来のネイチャードキュメンタリーでも食育映画でもない、規格外のドキュメンタリー映画が誕生した。解禁された本編映像の一部は、モノクロの世界の中に差し込む太陽の光をバックに、一本脚のニワトリが優雅に羽ばたくシーンから始まる。一本脚のニワトリが力強く地面を踏みしめる音、ひとつひとつの所作が見る者を惹きつける美しさで収められている。監督は、見た目よりも魂に焦点を当てることができたと、モノクロで撮影した理由を振り返っている。

　10日（金）よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテ他全国順次公開。