7月に発売した両A面シングル「命の道/愛の魔法」(徳間ジャパンコミュニケーションズ)が好評発売中の演歌歌手・大沢桃子が22日、東京・浅草ビューホテル4F「飛翔の間」で「TENDENKOライブ」と題したランチライブを開催。新曲やメドレー、アンコール含む全10曲を披露し、集まった200人のファンを魅了した。
大沢は今月8日に東京・ティアラこうとう大ホールでコンサートを実施予定だったが新型コロナウイルスの影響で中止に。この日のランチライブはその代替公演として行われたもので、全国各地からファンが集まり盛況となった。
両A面シングルに収録されている新曲「命の道」は、彼女の故郷・岩手県三陸地方で、災害から命を守る行動を促す “てんでんこ” という言葉をモチーフに制作された防災伝承歌。東日本大震災から10年目の今年、大沢本人が「仲村つばき」名義で作詞作曲を手がけた。
9月には “言語や文化の違いを超えて伝えたい” と、英語詩バージョン「TENDENKO」の配信も開始。この日のアンコールで披露した。
大沢は9月にYouTubeチャンネルを開設するなどコロナ禍でも精力的に活動しており、MCでは「(コロナで)なかなかファンの人に会えなかったので寂しかった。今日はステージに立てて本当に嬉しいです」と感謝。「年末の紅白を目指して頑張ります!」と目標を語った。