演歌歌手・田川寿美が28日、東京・花園神社でデビュー30周年記念シングル「雨あがり」(9月29日発売、日本コロムビア)のヒット祈願を実施した。
今作は、作詞家・高橋直人と、長年師事している作曲家・幸耕平のコンビによって生まれた“幸せ演歌”。高橋とは初のタッグで、カップリング曲「ふたりの縁」も同コンビによるワルツ作品となっている。
今回の新曲「雨あがり」について田川は「30周年なので、ちょっと奇をてらったアイデアもありましたが、いまは人の心に寄り添う形が自分にとっても自然な形だなということで出来上がったのがこの作品です。ちょっとハッピーになれる歌です」とPR。
コロナ禍の中で節目の30周年を迎えたが「私にとっては少しリセットできる期間になって逆によかったかな」と前向きで、「これからは日本人の心、日本の言葉をどんな形でこれからの方々、演歌好きな方々に継承できるか考えていきたいと思っています」と話していた。
11月1日(月)には東京・渋谷区文化総合センター さくらホールでデビュー30周年記念コンサートを開催予定。