演歌歌手・葵かを里が25日、京都市内で行われた叡山電鉄鞍馬線運転再開イベントに参加。鞍馬駅1日駅長を務めた。
5月に発売した最新曲「ひとり貴船川」(徳間ジャパンコミュニケーションズ)が、京都の鞍馬・貴船を舞台にした楽曲であることから今回の1日駅長が実現。駅前でミニライブも行い、「ひとり貴船川」や5年前に発売した京都が舞台の「五山の送り火」など5曲を熱唱。会場のファンを喜ばせた。
鞍馬線は、市原駅から鞍馬駅間が昨年7月8日に発生した土砂崩れの影響で1年以上運転を休止。このほど、鉄道網が復旧し9月18日に運転を再開した。叡山電鉄の豊田秀明社長から「1日駅長」と書かれたたすきと帽子を手渡された葵は「運転再開を心待ちにしていました。1日駅長はとても貴重な体験です」と喜び、「今後も色々な場面で貴船・鞍馬エリアのPRに務めたい」と語った。
なお葵は10月13日に鞍馬線の復旧を記念した「ひとり貴船川」の特別盤を発売することが決定。特別盤はジャケットを一新し、カップリング曲「女の花を 咲かせます」も新たにレコーディング。「ひとり貴船川」のミュージックビデオやカラオケ映像を収めたDVDも同梱される。