東映配給『劇場版 ルパンの娘』の完成披露舞台挨拶が27日、東京の豊洲PITで開催され、武内英樹監督、出演の深田恭子、瀬戸康史、渡部篤郎、小沢真珠、栗原類、どんぐり、大貫勇輔、麿赤兒、観月ありさが登壇した。
2019年からドラマ2作品がフジテレビ系列で放送された「ルパンの娘」の劇場版。これが最終章となる。深田は「ルパンの娘」放送以降に出演したドラマ・映画はこのシリーズのみ。「こんなに長く同じメンバーで撮影するのはなかなか無い。居心地がよくて、本当の家族のような気持ち」と作品やメンバーへの思い入れの強さを語った。
同作では、深田演じる三雲華ら泥棒一家が着用する泥棒スーツが見どころの一つ。シリーズ初参加の観月が「ピチピチなので、ロケに行くと恥ずかしい」と照れると、深田もはにかみながら「パート1、2はロケが多かったので、人目に触れないように…。どこからどう見てもおかしいじゃないですか(笑)。渡部さんなんて最初はスタジオ内で歩くのも恥ずかしいと言ってました」と内幕を語った。また、最後には「劇場版を発表できるのは皆さんのおかげ。涙がホロリと出るシーンもあり、スケールアップした『ルパンの娘』になっています」とアピールして締めくくった。
10月15日(金)公開。製作はフジテレビジョン、東映、ホリプロ、講談社、FNS27社。制作プロダクションはシネバザール。