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KIQ調査、映画ファンがよく見るのは「邦画」58%

【FREE】KIQ調査、映画ファンがよく見るのは「邦画」58%

2021年05月15日
 映画業界のリサーチ・メディア「KIQ REPORT」(運営:KITT)は14日、映画ファンの「好きな映画のカテゴリー」に関するアンケート調査の結果を発表した。この調査は4月9~16日に2万8545人を対象にインターネットで実施した。

 同調査では、最もよく見るのは「洋画or邦画」、「実写orアニメ」という視点でまとめた。まず、「洋画or邦画(およびその他)」では、邦画の人が58%に達した。年代別では、若年層ほど邦画の割合が高く、特に10代女性は邦画78%に対し、洋画はたった14%だった。10~20代は男女とも洋画の割合が20%台以下、一方で、男性60代以上は洋画が50%を占めるなど、年代によって大きな差があり、若年層の洋画離れが鮮明になった。

 一方、「実写orアニメ(および 当てはまるものナシ)」では、実写を選択した人が71%を占めた。一方、男性10代はアニメが52%を占めたのをはじめ、若年層、特に男性はアニメの比率が高い傾向にあった。60代以上は男性6%、女性7%など、年齢が上がるほどアニメの比率は低くなった。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。