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ポノック、アニメーター育成プログラム等で求人

【FREE】ポノック、アニメーター育成プログラム等で求人

2021年04月02日
 『メアリと魔女の花』を制作し、現在は複数本の劇場長編アニメーション映画を制作中のスタジオポノックが、劇場映画制作のアニメーター(原画)育成プログラムを新設する。名称は「Ponoc's “Principles of Animation” Program」(略称:P.P.A.P.)とし、4月1日から人材の募集を開始した。

 近年は日本発の手描きアニメーション作品が世界から注目を集め、作品数は増加し続けているが、一方で作品制作のクリエイター不足は慢性化しており、業界全体にわたる深刻な課題となっている。

 同社は、適切な待遇、適切な成長の機会を設けた上で、より多くの優秀なクリエイターを育て輩出していく必要があると考え、今回のプログラムをスタートさせる。将来的に長編アニメーション映画制作で活躍できるアニメーターを志す若者を対象とし、有期雇用契約として籍を置きながら、アニメーション映画の基礎となる「アニメーションの原則」を習得するための年間教育プログラムとなる。

 具体的には、スタジオジブリなどで活躍し、現在はスタジオポノックに所属する稲村武志氏をはじめとしたトップアニメーターが講師を務め、観察・デッサン力、演出・表現力、レイアウト・作画力を中心に養う。給与は月額22万4千円。過程終了後の正社員雇用制度も設ける。学歴、性別、国籍は不問(日本語でのコミュニケーションができる人)とする。定員は6人。

 詳細は、https://www.ponoc.jp/recruit/ppap/

 なお、同社はP.P.A.P.のほかに、2022年度の新卒・第二新卒募集(制作スタッフ、アニメーター〈動画〉)も同時並行で行う。求人3種の概要は次の通り。

仕事内容
①制作スタッフ=クリエイターの才能を結集し、映画をより素晴らしいものに仕上げる仕事。制作進行業務としてアニメーション映画作品プロジェクト管理を軸に、スタッフ間の円滑な連絡や調整、素材の発注・回収などを行う。
②アニメーター動画=スクリーンに映る最終的な映像の土台となる画を完成させる仕事。
③P.P.A.P.=前記の通り。

雇用形態=①②正社員(1年間の有期雇用期間あり)、③有期契約社員待遇

募集人数=若干名

勤務地=東京都武蔵野市(JR中央線武蔵境駅より徒歩3分)

待遇(①②の場合)
【勤務時間】所定労働時間8時間/日、40時間/週、フレックス制または、変形労働時間制
【休日・休暇】週休2日制(土日)、祝日、年次有給休暇、夏期休暇、年末年始休暇、慶弔休暇、介護休暇ほか
【給与】
①制作スタッフ=モデル月収例(24歳)22万4千円(月45時間の固定残業代含む)
②アニメーター(動画)=モデル年収例(25歳)約350万円(月45時間の固定残業代含む)
【応募期限】
①制作スタッフ=2021年6月25日まで
②アニメーター(動画)
③P.P.A.P.=2021年6月4日まで。
すべて2022年9月採用予定。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。