【FREE】『アンダードッグ』毎日映画賞で最多、凱旋も
2021年01月22日
東映ビデオ配給の劇場版『アンダードッグ』(製作:ABEMA、東映ビデオ)が第75回毎日映画コンクールで日本映画優秀賞、男優主演賞(森山未來)、撮影賞(西村博光)、録音賞(藤丸和徳、瀬川徹夫)の最多4部門に輝いた。また、22日(金)からは丸の内TOEIでの凱旋上映も決まった。
同作は、かつてのささやかな栄光が忘れられずボクシングにしがみつくロートルボクサーを演じた主演・森山をはじめ、同じくボクサー役の北村匠海、勝地涼らの魂を込めた熱演が公開前から評判となり、第33回東京国際映画祭オープニング作品に選出された。その後、昨年11月27日よりホワイトシネクイント他全国12館で前後編が同日公開され、公開週は満席立ち見の回が続く好調なスタートを切った。フィルマークス初日満足度ランキング(11月30日発表)で後編が1位(★4・1)、前編が4位(★3・96)を獲得。ツイッター上などSNS上でも絶賛の声が相次ぎ、口コミ効果もあり、現在もロングラン上映が続いている。なお、劇場版とは構成を変えた配信版「アンダードッグ」もABEMAプレミアム独占で好評配信中だ。
今後の上映予定は、アップリンク吉祥寺で上映中。22日より丸の内TOEIで凱旋上映、29日よりシネマアイリス、30日より横浜シネマリン、KBCシネマ、宮崎キネマ館、2月5日より岡山メルパ、6日よりシネ・ウインド、19日より塚口サンサン劇場、福山駅前シネマモード。1月22日現在で全国40館まで拡大公開中。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。