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水森かおり、恩師に18年連続の紅白出場報告

【FREE】水森かおり、恩師に18年連続の紅白出場報告

2020年12月09日
故・徳間康快さんの墓前でNHK紅白歌合戦18年連続出場決定を報告した水森かおり 故・徳間康快さんの墓前でNHK紅白歌合戦18年連続出場決定を報告した水森かおり

 香川県・小豆島を舞台にした新曲「瀬戸内 小豆島」(2月18日発売、徳間ジャパンコミュニケーションズ)がロングヒット中の演歌歌手・水森かおりが8日、東京・大本山永平寺別院長谷川寺を訪れ、恩師である徳間ジャパンコミュニケーションズ元社長、故・徳間康快さんの墓前でNHK紅白歌合戦18年連続出場決定を報告した。

 今年デビュー25周年を迎えた水森だが、新型コロナウイルスの影響で新曲キャンペーンやコンサートが軒並み中止・延期に。ご当地にも足を運ぶことができず「やりたいことができなかった1年。地元の方々に歌を届けられなかったのが心残りですね」と振り返った。それでも「島の皆さんからお手紙や特産品をたくさん頂き、それが本当に嬉しかった。励みになりました」と感謝。「来年こそ小豆島に行って恩返ししたい」と誓った。

 7月には最愛の父を亡くし、「大きな支えだったので、つらかった」と胸中を明かした水森。紅白出場に関して「毎年嬉しいですけど、今年は特に嬉しいです」と話し、「今年1年の感謝の気持ちを歌に込めて、視聴者の皆さんに楽しんで頂けるように頑張りたい」と意気込んだ。

 またこの日は、1月19日に宮城県・鳴子峡を舞台にしたニューシングル「鳴子峡」(同)を発売することも発表。表題曲について水森は「今回は、もうこの世には存在しない愛する人への想いを抱いて鳴子峡を訪れる女性を主人公にした楽曲なんですけど、私も7月に父を亡くして、このタイミングでこの詩の世界かとレコーディングで涙が止まらなくなりました」と明かし、「本当に良い曲。今までとは違う切り口の楽曲になっています」とPRした。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。