プレコグ「座席数シェア」(9月26～27日)

　プレコグ調べによる、週末２日間（９月26～27日）の「映画館の座席数シェア」が表の通りまとまった。このランキングは、土日２日間に上映された「延べ座席数」（延べ上映回数×上映スクリーンの座席数）における、各作品のシェアを算出したもの。

　上位３作品は先週と同じ顔ぶれとなり、大きな動きのない週となった。そうした中、２週目『ＴＥＮＥＴ テネット』が５・２ポイント減の16・７％で、２週連続の首位。１館あたりの平均上映回数６・８回は、今週公開作の最高値。

　公開初週の新作は、『映像研には手を出すな！』が４位（７・０％）、『ミッドナイトスワン』が６位（６・２％）、『アダムス・ファミリー』が７位（４・１％）。『ミッドナイトスワン』の上映１回あたりの座席数２７６・０席は、今週の最高値である２週目『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の２７８・２席と同等の水準。

　その『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は１・６ポイント減の８・３％（３位）。また、５週目『事故物件 恐い間取り』は０・７ポイント減の６・８％（５位）で、上位を維持した。なお、ランキング詳細などは、Ｗｅｂサービス「文化通信．Ｐｒｏ」にもアップ。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。