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渋谷プロ『いつくしみふかき』冒頭10分解禁

【FREE】渋谷プロ『いつくしみふかき』冒頭10分解禁

2020年07月16日
 渋谷プロダクション配給『いつくしみふかき』が12日(日)にメイン館テアトル新宿で上映終了。口コミが拡がり、映画レビューサイト「フィルマークス」でも4・2の高評価を獲得し、上映最終回は満席となった。

 現在、MOVIE ONやまがた、成田HUMAXシネマズ、長野トキワ劇場で公開中の同作は、劇団チキンハート主宰の遠山雄の親しい知人とその父親の実話をもとに映画化。渡辺いっけい、遠山雄出演。ひきこもりの知人が葬儀で、父親をかばいながらも謝罪をした姿が衝撃的だったことから、父と息子の物語を描いた。

 全国各地で上映が決まっているものの、コロナ禍により舞台挨拶が可能な映画館は限られている。そこで同作は、舞台挨拶の代わりに、本編冒頭の10分間を解禁。同作で長編デビューを果たした大山晃一郎監督が、「最初の10分で、助監督の下積みの集大成というか、知っている魔法を全部使いました。世界中の同い年位のフィルムメーカーに、“この10分撮ってみろよ”という喧嘩のふっかけみたいなところもあります」と話す、迫力の10分間だ。

 今後、17日より旭座、イオンシネマ県央、金沢、りんくう泉南、24日よりイオンシネマ松本、テアトル梅田、31日よりイオンシネマ石巻、岡山メルパ、8月1日よりシネマスコーレ、7日より中州大洋映画劇場、8日より神戸アートビレッジセンター、14日より天文館シネマパラダイス、15日より萩ツインシネマ、22日より上田映劇、京都みなみ会館、28日より刈谷日劇で公開。その他、横浜シネマ・ジャック&ベティ、土浦セントラルシネマズ、別府ブルーバード劇場でも公開が決まっている。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。