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飯田橋ギンレイホールがCFと再開現状報告

【FREE】飯田橋ギンレイホールがCFと再開現状報告

2020年07月11日
 神楽坂の名画座「飯田橋ギンレイホール」は、実施中のクラウドファンディング(CF)と、コロナ禍の休業から再開後の現状についてレポート。それによれば、CF開始3週目の9日時点では、1400人以上から目標額の160%を上回る1600万円超の支援が集まった。また、再開から1か月が経った今、様々な感染症対策のもと営業を続けており、座席数の制限や、幕間時間の確保による上映回数減少などもあり、稼働率は本来の3割程度に留まっている。

 「常連のお客様は徐々に顔を見せてくださるようになりましたが、全体的には思った以上にお客様の戻りが鈍く、安定した運営とは程遠い厳しい状況が続いています。6月中旬以降、都内の感染者数が増加しており、今後の客足や営業にもさらなる影響が懸念され、コロナ禍の打撃はさらに大きくなる様相を呈しています」。

 同館では、31日のプロジェクト終了まで引き続き支援を募っている。支援金は、劇場運営維持費の他、休館のため一律2か月間有効期限を延長したシネマクラブ会員の補填に使用する。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。