プレコグ「座席数シェア」(6月27～28日)

映画館の座席数シェアランキング(6月27～28日)

　プレコグ調べによる、週末２日間（６月27～28日）の「映画館の座席数シェア」が表の通りまとまった。このランキングは、土日２日間に上映された「延べ座席数」（延べ上映回数×上映スクリーンの座席数）における、各作品のシェアを算出したもの。

　土日の総上映回数は前年比90％で、73％だった前週から上昇した。

　公開初週の新作は、『ランボー ラスト・ブラッド』が首位（13・７％）、『ソニック・ザ・ムービー』が４位（10・８％）。両作品とも１館あたりの平均上映回数は５・８回となり、今週公開作品の最高値。

　２週目『ドクター・ドリトル』は20・８㌽減の９・４％（６位）と大幅ダウン。１館あたりの平均上映回数は７・５回→５・１回、上映１回あたりの平均座席数は２９２・１席→１９４・２席と下がった。

　スタジオジブリ４作品が公開され、『千と千尋の神隠し』が２位（13・５％）、『風の谷のナウシカ』が３位（11・１％）、『もののけ姫』が５位（９・８％）、『ゲド戦記』が７位（６・４％）。『千尋』は上映１回あたりの平均座席数が３０２・２席に達し、今週公開作の最高値を記録した。なお、ランキング詳細などは、Ｗｅｂサービス「文化通信．Ｐｒｏ」にもアップ。