閲覧中のページ:トップ > 映画ニュース >

WBHE『AI崩壊』学生向けイベをZoomで

【FREE】WBHE『AI崩壊』学生向けイベをZoomで

2020年05月30日
 ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント発売『AI崩壊』の学生向けオンライントークイベントが22日夜にZoom上で開催され、入江悠監督とVFXスーパーバイザーの赤羽智史氏がリモートで登場。制作の舞台裏を振り返りながら、参加したデジタルハリウッドの学生140人に向けて、学生のうちに身に付けておくべきことなどをアドバイスした。

 入江監督は、同作の近未来感を作るために「『マイノリティ・リポート』まではいかない」「『アベンジャーズ』や『ターミネーター』では未来感が違う」など、多くの映画や映像を共通言語として打ち合わせしていくなかでイメージが作られたといい、赤羽氏も「監督に言われて慌てて映画を観る、ということもあった」など、多くの映画を観ておくことの必要性を説き、監督はさらに「(AIシステムの)のぞみも、照明器具や日本の伝統的工芸品を参考にしたりたくさんのデザインが出た。普段どういったところに好奇心を持って見ているかがすごく大切だと思う」と語った。

 後半には学生の質問に答える時間もじっくりと設け、VFXに携わりたい学生に向けては「映画のVFXは常に人手不足な状況」「映画の本数が多くなっているので各部署人手不足」と2人から新たな戦力に期待する声が挙がった。『AI崩壊』ブルーレイ&DVDは20日から発売中。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。