高田世界館でミモザＦ特集、6月6日から開催

　新潟県の高田世界館では６月６日から７月３日、「配給会社を救おう！～ミモザフィルムズ特集」を開催する。

　ミニシアター基金をはじめとした民間の支援によって、多くの映画館が休業期間を乗り切ったが、経営基盤が小規模な独立系配給会社は苦しい状況が続いている。こうしたなか、独立系配給会社による緊急アクション「Ｈｅｌｐ！Ｔｈｅ配給会社」が発足した。

　今回の高田世界館の取り組みはこのプロジェクトを応援する特集だ。ミモザフィルムズ配給の４作品を上映。『シシリアン・ゴースト・ストーリー』『修道士は沈黙する』『大いなる沈黙へ‐グランド・シャルトルーズ修道院‐』『ディヴァイン・ディーバ』。

　特集に際して、ミモザフィルムズは、「本当にありがたいです。弊社は創立９年目で、ヨーロッパを中心に、ちょっと変わった個性的な作品や物議を醸すような作品を買い付ける事をモットーにしています。王道の作品から、若手監督のデビュー作、はたまたドラァグクイーンのドキュメンタリーまで、ジャンルに捉われず、心揺さぶられる作品を買い付けるというのが特徴です」とコメントを寄せている。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。