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なら国際、新設インターンで配給・宣伝経験

【FREE】なら国際、新設インターンで配給・宣伝経験

2020年05月12日
 「なら国際映画祭2020」(運営:特定非営利活動法人なら国際映画祭)は9月18日(金)~22日(月・祝)の予定通りの開催に向けて鋭意準備中だ。場合によっては延期開催の可能性もある。同映画祭では、次世代を担う子どもたちへのプロジェクトの充実を図っており、コロナ禍の今はとくに、若き才能あふれる芸術の力で、世界を再び繋げていけることに注力する。2018年・2019年に続き、「ユース映画制作ワークショップ」、「ユース映画審査員」の実施、新たに、「ユースシネマインターン」を実施する。各種、募集を開始した。

 「ユース映画制作ワークショップ」では、夏休み期間中に映画を作る。古都・奈良を舞台に、中学生・高校生の若く新鮮な感性を信頼し、プロのスタッフのアドバイスのもと、自由な映画作りを体験してもらう。募集対象年齢は13~18歳。定員12人。制作は8月16~23日に実施。参加費は2万7500円(交通費・宿泊費は自己負担)。応募締切は6月30日。ゲスト講師は映画監督でエッセイストの中川龍太郎。

 「ユース映画審査員」では、ベルリン国際映画祭推薦の長編映画5作品、ショートショートフィルムフェスティバル&アジア推薦の短編映画5作品を、子どもたちだけで審査する。それぞれの部門の最優秀作品を発表する。対象年齢は13~18歳。定員は長編部門5人、短編部門5人。参加費は無料(交通費・宿泊費は自己負担)。締切は6月30日。

 新設の「ユースシネマインターン」では、注目の新世代監督の映画を配給宣伝する。対象年齢は15~18歳。定員5人。具体的な日程は、子どもたちが作成していく。5月下旬から上映実施の9月まで、月1回のペースでミーティングを行い、宣伝戦略、アクションプラン作成、チラシ印刷、設置、配布、上映までこぎつける。これらを配給会社のサポートのもと行う。参加費は1万6500円(交通費・宿泊費は自己負担)。締切は24日。

 いずれも、映画祭期間中を含めた規定日に参加できることが条件。また、同年代であれば海外からの才能も可能にしている。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。