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吉田喜重監督、小説「贖罪~」を13日上梓

【FREE】吉田喜重監督、小説「贖罪~」を13日上梓

2020年04月08日
 吉田喜重監督が、小説を上梓する。タイトルは、「贖罪 ナチス副総統ルドルフ・ヘスの戦争」(文藝春秋・刊)で、4月13日に発売される。価格は3000円(税別)。ナチスのルドルフ・ヘス副総統の謎に満ちた人生を描く。ドイツの闇の歴史に挑む問題作だ。構想20年。

 吉田監督は、大島渚監督や篠田正浩監督らとともに、松竹ヌーベルバーグの旗手と目されたが、『エロス+虐殺や『戒厳令』など、日本の歴史にメスを入れた作品もある。その視点が今回、映画ではない小説というメディで、海外に向けられたことで注目度は高い。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。