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東映のホラー映画『犬鳴村』、紀伊Pに聞く

東映のホラー映画『犬鳴村』、紀伊Pに聞く

2020年02月07日
 東映配給のホラー映画『犬鳴村』が2月7日(金)に公開される。日本最凶の心霊スポット “犬鳴村” を、『呪怨』の清水崇監督が映画化。ただ怖いだけでなく、血筋や地域にまつわるストーリー性も掘り下げ、人間が抗えない運命の恐怖も描き、身体の芯から震える物語となった。紀伊宗之プロデューサー(東映 企画調整部 兼 映画興行部 次長)に企画した経緯を聞いた――。


――企画された経緯を伺えますか。

紀伊 清水さんとは何回かお食事に行ってお話をさせてもらっていましたが、当初は「いや、もうホラーは…」という感じだったのです。でも僕は「いや、ホラーをやりましょう」と。すると監督から「そうですよね。ではやりましょうか」と前向きなお返事を頂き、企画することにしました。ただ、原作小説をとりにいくのではなく、オリジナルにこだわりました。僕は、ホラーは絶対にオリジナルであるべきだと思っています。東映ビデオは、権利を持っている『呪怨』というコンテンツを永遠に使えます。そういう意味では、ホラーはアニメに近いと思っています。ホラーはみんなが知っているキャラクターがいますし、展開しやすいんです。そこで監督とお互いにネタ探しを始めました。……

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