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『影裏』完成披露試写会で大友啓史監督語る

【FREE】『影裏』完成披露試写会で大友啓史監督語る

2020年02月01日
 ソニー・ミュージックエンタテインメント配給、アニプレックス配給協力『影裏』の完成披露試写会が、1月30日に新宿バルト9で行われ、大友啓史監督、綾野剛、松田龍平が登壇した。

 沼田真佑の原作「影裏」は芥川賞を受賞した小説。大友監督は受賞前に原作と出会い、魅了されたという。「シンプルに言うとこの小説は、説明が少ないながらも優麗な文章で、行間が豊かで、その行間から読み取れる登場人物たちの感情の埋蔵量がもの凄いんです。この渦巻いている感情を丁寧に切り取っていけば映画になるだろうと思って、動き出しました」と自ら映画化を熱望した理由を明かした。

 また、キャスティングについては「とにかくこの二人と一緒に仕事がしたかったし、原作を読んでいる最中に二人の顔が浮かんできたんです。もう他の人では考えられなくなりました。綾野君、松田君じゃなければ撮っていなかったと思います」と熱い想いを吐露した。14日公開。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。