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『静かな雨』世界観伝える予告&ビジュアル

【FREE】『静かな雨』世界観伝える予告&ビジュアル

2019年12月24日
 キグー配給、中川龍太郎監督『静かな雨』の予告編が解禁された。同作は、2020年2月7日よりシネマート新宿他全国順次公開される。

 『四月の永い夢』『わたしは光をにぎっている』の中川監督が、初めて原作の映画化に挑む。第20回東京フィルメックスでは観客賞を受賞、第24回釜山国際映画祭に正式出品。記憶を失うヒロインこよみ(衛藤美彩)と、彼女に寄り添おうと懸命になる青年・行助(仲野太賀)の愛の形を描いた恋愛映画。

 予告編では、行助がこよみを呼ぶ声タイトルコールの声、本編にあわせて即興で作られた音楽が、観る者の印象にのこる二人の世界を知ることができる。さらに、原作者・宮下奈都がコメントを寄せており、「ふたりが暮らす温度があり、色と匂いがあり、記憶がある。とても美しくて嘆息した」と絶賛している。あわせて解禁されたポスタービジュアルでは、主演ふたりが河原でたたずむ美しい写真を中心に同作の世界観を伝えている。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。