『キャッツ』吹替キャスト解禁、蔦谷氏参加

　東宝東和配給『キャッツ』の日本語吹替版キャストが解禁された。制作発表会が18日に都内で開催。主人公ヴィクトリア役の葵わかなのほか、山崎育三郎、高橋あず美、ロバート秋山竜次、森崎ウィン、大貫勇輔、大竹しのぶ、吹替版音楽プロデューサーの蔦谷好位置が出席した。

　蔦谷は「この作品の吹替はとてもハードルが高い。ジャンプしながら歌ったり、いろんな方法でアフレコ収録を行っていて、スタッフたちとも相談しながら本国に負けない日本版を制作している。いろいろとクリアしなきゃいけないポイントがたくさんあるが、現在収録した楽曲はすべて素晴らしい」と自信をみせた。この日は、「キャッツ」の代名詞ともいえる名曲「メモリー」の映画日本語吹替版を初解禁し、高橋の生歌唱を蔦谷の生伴奏で披露した。全米公開は12月20日。日本公開は１月24日。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。