角川『初恋ロスタイム』披露、河合監督ら登壇

　ＫＡＤＯＫＡＷＡ配給『初恋ロスタイム』の完成披露上映会が２日、新宿バルト９で開催。キャストの板垣瑞生、吉柳咲良、竹内涼真、石橋杏奈、河合勇人監督、主題歌「想い人」を書き下ろした緑黄色社会が登壇した。

　主人公の浪人生（板垣）は、あらゆるものが突然静止する不思議な現象に遭遇。時刻は12時15分。学校を出て街に繰り出すと、もう一人動くことのできる少女（吉柳）に出会う。二人は毎日12時15分に１時間だけ起きる不思議な時間を「ロスタイム」と名付け、楽しむようになるが、そのロスタイムにはある秘密が隠されていた。

　板垣と吉柳というフレッシュな二人を演出した河合監督は「吉柳さんはオーディションの頃から見ていたので、日々成長していく姿が楽しくて、感慨深いものがあった。板垣さんは最初吉柳さんとぶつかり合う芝居が多くドキドキしながら見ていたが、芝居をしていく中でお互い意見を言いだして、だんだん芝居が面白くなっていったなと思う」とコメント。板垣は「頑張ることってこんなにカッコ悪くて、こんなにカッコ良いんだと思える、素敵な音楽とキャストで作った本当に素敵な映画。皆さんにどう届いていくのか楽しみで仕方がない」と語った。20日公開。