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『Diner』、上海映画祭に蜷川実花監督

【FREE】『Diner』、上海映画祭に蜷川実花監督

2019年06月22日
舞台挨拶に登壇した蜷川監督 舞台挨拶に登壇した蜷川監督

 WB『Diner ダイナー』(7月5日公開)が第22回上海国際映画祭公式上映に招待され、19日に蜷川実花監督が登壇した。

 作品は、映像化不可能と言われた小説「ダイナー」(平山夢明著、ポプラ文庫)を、藤原竜也主演、蜷川監督の初タッグで映画化したノンストップ・エンターテイメント。物語の舞台は、藤原演じる天才シェフ、ボンベロが店主を務める殺し屋専用の食堂(ダイナー)。ヒロインに玉城ティナを抜擢し、窪田正孝、本郷奏多、武田真治、斎藤工、佐藤江梨子、金子ノブアキ、小栗旬、土屋アンナ、真矢ミキ、奥田瑛二ら豪華俳優陣が共演。キャスト全員が殺し屋を演じる。

 上映終了後、1000人の観客から盛大な拍手が起こった。蜷川監督は、藤原のキャスティングについて「藤原さんは父(蜷川幸雄)にとっても仕事を一番多くしている人で、私にとっても大切な人でした。仕事をするなら、一番大きくて完璧にできる仕事が良いと思いました。脚本を作っている時に、ボンベロは難しい役だと思ったので、彼にしかできないと思いました。二人で作り上げた作品です」と感慨深げ。おすすめのシーンを尋ねる観客の質問には「アクションシーンは良いものができました。あと、雨のシーンでの藤原さんと玉城さんの芝居も大好きです」と述べた。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。