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徳光和夫、渋谷区の認知症予防の取組に参加

【FREE】徳光和夫、渋谷区の認知症予防の取組に参加

2019年06月15日
左から浦上理事長、長谷部区長、徳光、矢部統括部長 左から浦上理事長、長谷部区長、徳光、矢部統括部長

 渋谷区は「認知症予防の日」の14日、同区役所本庁舎14階大集会室で会見を開き、日本認知症予防学会(福岡・北九州市)およびソニーそれぞれと認知症に関する協定を締結すると発表した。

 会見には長谷部健渋谷区長、浦上克哉日本認知症予防学会理事長、矢部雄平ソニーAIロボティクスビジネスグループ事業企画管理部統括部長、「認知症予防大使」を務めるソニー・ミュージックアーティスツ所属のフリーアナウンサー徳光和夫が出席。

 今後2025年までに認知症の人が全国で700万人前後にまで増えると推計されている中、渋谷区は、認知症の人も安心して住める街づくりを目指している。その実現に向けて、長谷部区長は、周りの人の意識の変革が課題であり、具体的には「認知症に関する正しい知識を身につけること。そのための啓発が重要」だと述べ、大使である徳光に力を発揮して欲しいと期待を寄せ、徳光も「しっかりと世の中にアピールしていかなければいけない」と意気込んだ。徳光はニッポン放送「とくモリ!歌謡サタデー」(土5~7時40分)内で認知症の予防法を紹介するコーナーを設けている。

 今回発表された協定の締結では▽徳光のイベント出演などを通した認知症施策の推進支援▽徳光を中心とした認知症予防につながる音楽イベントの企画・開発▽ソニーの犬型ロボット「aibo」のイベントへの貸し出しや出展▽AIロボットの癒し効果の検証に関する社会実証の事例紹介――等の取組が行われる予定。

 また、認知症に関する体験・展示会「認知症なっても展」が14~28日まで渋谷区役所本庁15階スペース428で開催される。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。