演歌歌手の永井裕子が12日、東京・渋谷区文化総合センター大和田さくらホールで「永井裕子コンサート2019 夢道 Road to 2020」を開いた。
デビュー20周年を迎える2020年に向けたカウントダウン記念として、16年からスタートしたコンサートで、今年で4年目。この日永井は、最新シングル「ねんごろ酒」(2018年10月24日発売)や、新一万円札の肖像に決まった“近代日本資本主義の父”渋沢栄一の生き様を歌った楽曲「雨夜譚~渋沢栄一伝~」などを披露。昨年に続き同じキングレコード所属の演歌歌手、井上由美子も駆けつけ、井上とのデュオ“なでしこ姉妹”の新曲「ハイヤが聞こえる港町」(6月5日発売)を熱唱した。
「雨夜譚~渋沢栄一伝~」は、15年にリリースしたデビュー15周年記念シングル「雪國ひとり」のカップリング曲として収録されていたが、渋沢栄一が新一万円札の肖像に決まったことを受けて、今秋リリース予定の永井の新曲にあらためて収録されることが決定した。