俳優の吉田栄作が10日、東京・銀座山野楽器本店7階イベントスペース「JamSpot」で、音楽活動30周年記念シングル「Runners High」リリース記念ミニライブ&サイン会を開催した。
今作は、吉田が初めてフルマラソンにチャレンジした際、「上り坂、下り坂、平坦な道、追い風、向かい風、時には人が優しく手を差し伸べてくれたり…」と、マラソンが人生の縮図のように感じられたことにインスピレーションを得て、24歳の時に作詞・作曲した楽曲。これまでライブでは大事に歌い続けてきたが、しっかりとした形ではリリースしていなかった。
そういった中、今年、1989年9月6日にシングル「どうにかなるさ‐Chasing My Dream‐」で歌手デビューしてから30年。また、自身も1月3日に50歳となった節目の年とあって「50歳になり、歌手活動30年を迎えた僕が、この歌に込めた思いをどのように表現できるか自分自身すごく興味があり、ぜひこの曲を歌ってみたかった」。主演したドラマの縁もあり、小説家の今野敏氏が主宰するレーベル「78label」から6月5日にリリースした。