エイベックス・エンタテインメント(AEI)制作、東映ビデオ・Guild・AEI主催の舞台「私に会いに来て」の制作発表会が10日、東京・南青山のエイベックスビル16階会議室で行われ、キャストの藤田玲、中村優一、兒玉遥、西葉瑞希、栗原英雄、演出・映像のヨリコ ジュンが登壇し、今作への意気込みや見どころなどを語った。また、K‐POPグループ「SUPERNOVA」のメンバー、グァンスの出演がこの日発表された。上演は東京、大阪の2カ所。東京公演は9月13日~16日新国立劇場小劇場。大阪公演は9月19・20日サンケイホールブリーゼ。
今作は、第72回カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールを受賞した韓国映画「パラサイト」のポン・ジュノ監督の作品「殺人の追憶」(2003年公開)の原作となった舞台。80年代後半に韓国で実際に起きた殺人事件を基に、刑事たちの人間模様を描いたラブサスペンス。韓国で96年に初演され再演を重ねている人気作品で、日本では18年3月に初上演されている。
兒玉遥は、前日の6月9日をもってアイドルグループ「HKT48」を卒業。今作は、新しい所属先であるエイベックスへ移籍後、初の仕事となる。演じる役について兒玉は「映画には登場しない女性記者。仕事がバリバリできるキャリアウーマン」と紹介し、「今までの私とは違う私を観に『私に会いに来て』」と作品のタイトルにかけて来場を呼びかけた。