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S・D・P『あいあい傘』北京に宅間監督ら

【FREE】S・D・P『あいあい傘』北京に宅間監督ら

2019年04月16日
 S・D・Pが昨年10月に公開した映画『あいあい傘』主演・倉科カナと、監督の宅間孝行が現地時間13日、第9回北京国際映画祭のイベント「2019北京・日本映画週間」レッドカーペット、舞台挨拶に参加した。

 同作は、生き別れてしまった父と娘の切なくも心にしみる5日間の物語。2019北京・日本映画週間では、日本の最新作・話題作、6タイトルを紹介。『あいあい傘』の他、『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』『エリカ38』『そらのレストラン』『雪の華』『九月の恋と出会うまで』が出品されている。

 舞台挨拶で宅間監督は、「中国も今、すごく近代化していると思うが、昔ながらの風景というのが少なくなってきているなかで、日本らしい風景というのを感じられる場所を探した。もしかしたら、中国の皆さんも懐かしいと思うかも」と中国の観客にも作品に込めた想いが届くことを願った。倉科は「タイトル通り、とても愛に溢れた作品。愛は目に見えないし、毎日忙しい中で『大切にしなきゃ』と思うことだったり、大切な人をいつの間にか見失ったり。だからこそ本作を通じて一度立ち止まる機会になれば」とコメントした。

 また、『あいあい傘』ブルーレイが6月7日より発売される。発売元・販売元はS・D・P。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。