閲覧中のページ:トップ > 映画ニュース >

『ふたりの女王』ローランドが映画イベ初登壇

【FREE】『ふたりの女王』ローランドが映画イベ初登壇

2019年03月08日
 ビターズ・エンド=パルコ配給のユニバーサル映画『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』のジャパンプレミアが6日、スペースFS汐留で行われ、トークイベントに女優・真矢ミキ、映画イベントには初登場のホスト兼実業家・ローランドが登壇した。

 第91回米アカデミー賞衣裳デザイン賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞の候補にあがった話題作。スコットランド女王メアリー・スチュアートとイングランド女王エリザベスⅠ世の波乱に満ちた人生を描いている。

 トークイベントでは、同作を観た感想を真矢は「女性だから女々しいとか、男性だから雄々しいという言葉はいつ生まれたんだろう。結局は、今も時代をさかのぼっても全く変わっていない」。ローランドは「劇中に “女だから” というセリフがあったが、ホストも同じ。良いことをしても10分の1しか言われない。悪いことをすると10倍にして伝わる。色眼鏡で見られる。だからふたりの女王の苦悩や葛藤には共感した。女性の皆さんもこれまでの経験から共感するところがたくさんあると思う」と話した。

 また、ローランドは「メアリーは自然体ですごくいい。一方、エリザベスちゃんはコンプレックスでがんじがらめになっていて、自信や勇気を持てる言葉をかけてあげたい」とホストならではのコメント。最後に真矢は「本作は “たくましく生きたい” とスイッチが入る映画。女性を取り巻く環境は今もこの時代も何ら変わっていないが、私たちのDNAにも打ち込まれている、ふたりの女王のたくましい生きざまを見てほしい」とアピールした。15日よりTOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマ他全国公開される。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。