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PFFアワード2018入選2本、香港出品決定

【FREE】PFFアワード2018入選2本、香港出品決定

2019年03月07日
 ぴあフィルムフェスティバル「PFFアワード2018」の入選作2本が第43回香港国際映画祭に出品される。池添俊監督『愛讃讃』が短編コンペティション部門で、今津良樹監督『モフモフィクション』がワールドアニメーション部門でそれぞれ上映される。香港国際映画祭は3月18日~4月1日に開催。

 池添監督『愛讃讃』は、期限切れの8ミリフィルムに元義母との追憶の記憶が刻まれた8分の短編。池添監督は大阪教育大学入学後、映画研究サークルに入ったことがきっかけで映画づくりを始め、現在はフリーランスで映画やドラマの演出を行う傍ら、自身でもフィルムやデジタルで作品を作り続けている。

 今津監督『モフモフィクション』は、架空の動物・モフモフたちに癒される、と思いきや現実逃避社会への皮肉も読み取れる短編シュールアニメ。同作は、東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻の卒業制作。第22回文化庁メディア芸術祭のアニメーション部門では審査員推薦作品に選ばれた。今津監督は現在、サザンオールスターズ「闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて」のMVや、TVアニメ「どろろ」エンディングテーマに使用されているamazarashi「さよならごっこ」ショートMVのアニメーションディレクターなどを務めている。

 なお、PFFアワード2019は21日まで作品募集中。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。