第13回ＡＦＡ、俳優・役所広司に特別賞授与

　アジア全域版アカデミー賞「第13回アジア・フィルム・アワード（ＡＦＡ）」では俳優・役所広司に対し、特別賞のひとつ「エクセレンスインアジアンシネマアワード」を授与することを20日発表した。

　過去のＡＦＡ特別賞の受賞者には、山田洋次監督、インドの俳優アミターブ・バッチャン、中国の監督チャン・イーモウ、台湾の監督ホウ・シャオシェン、香港の監督アン・ホイなどの映画人がおり、日本人としては第９回・２０１５年に女優の中谷美紀が受賞して以来。役所はこれまでに『十三人の刺客』『わが母の記』でそれぞれ主演男優賞にノミネート、今年も『孤狼の血』で主演男優賞の候補にあがっている。

　受賞決定に際して役所は「この度、同賞を受賞することができ、とても光栄に思う。役者としてキャリアをスタートして40年。今年もこの職業を続けていられることは奇跡。今まで自分に影響を与えてくれた全ての人に感謝」と喜びを語っている。

　第13回ＡＦＡは３月17日19時半開始。会場は香港のＴＶＢ Ｃｉｔｙ。

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