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第13回AFA、作品賞候補に『万引き家族』

【FREE】第13回AFA、作品賞候補に『万引き家族』

2019年01月16日
 アジア全域版アカデミー賞「第13回アジア・フィルム・アワード」(AFA)の記者会見が11日に香港で開催され、各ノミネーションが発表された。

 作品賞は韓国映画『バーニング 劇場版』、中国映画『ニセ薬じゃない!』『轢き殺された羊』、インド映画『Sanju』、日本映画『万引き家族』。監督賞は韓国映画『バーニング 劇場版』のイ・チャンドン、中国映画『轢き殺された羊』のペマ・ツェテン、インド映画『Sanju』のラージクマール・ヒラーニ、日本映画『万引き家族』の是枝裕和、香港映画『三人の夫』のフルーツ・チャンが候補にあがった。

 日本からは是枝裕和監督『万引き家族』の作品賞&監督賞選出を始め、全14部門にノミネートされた。その他12部門選出は、新人監督賞に『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督、主演男優賞に『孤狼の血』の役所広司、主演女優賞に『万引き家族』の安藤サクラ、助演男優賞&編集賞に『斬、』の塚本晋也、助演女優賞に『万引き家族』の松岡茉優、新人俳優賞に『寝ても覚めても』の唐田えりか、作曲賞に『万引き家族』の細野晴臣、衣装デザイン賞に『パンク侍、斬られて候』の澤田石和寛、美術賞に『万引き家族』の三ツ松けいこ、視覚効果賞に『パンク侍、斬られて候』の尾上克郎、音響賞に『斬、』の北田雅也。

 授与式は3月17日、香港のTVB Cityで開催。今年の審査委員長は『ラスト・エンペラー』に出演し、女優として国際的にも注目を集めただけでなく、映画監督としても高い評価を得ているジョアン・チェン。日本からは渡辺謙が審査委員として参加する。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。