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アークE『赤い雪~』完成披露に甲斐監督ら

【FREE】アークE『赤い雪~』完成披露に甲斐監督ら

2019年01月09日
 アークエンタテインメント配給『赤い雪 Red Snow』の完成披露試写会が7日、千代田区の神楽座で行われ、監督の甲斐さやか、出演の永瀬正敏、菜葉菜、井浦新が登壇した。

 同作は、実際に起こった複数の事件にインスパイアされたミステリーサスペンス。一人の少年が忽然と姿を消したことに端を発した物語で、人間の記憶の儚さに訴えかける。

 舞台挨拶で長編映画デビューを飾った甲斐監督は「脚本をお渡しして、ご快諾いただけたのが本当に光栄。脚本を書いている途中から皆さんのことを勝手にイメージしていた」とキャスト陣に感謝を述べ、「それにかなう作品にもなった」と完成に胸を張った。

 誘拐被害者の兄を演じた永瀬は「圧倒的な脚本力。読ませてもらって凄いなと。どんな方が書かれているのかと思ったら、こんなに可愛らしい方で」と甲斐監督に微笑みながら「本作の世界観に惹かれまくった。(演出力は)まったくブレない。自由にやらせてもらったけれど、甲斐監督には固い信念のようなものがあった。だから僕もブレることなく現場に立てた」と甲斐監督の手腕に太鼓判を押した。

 制作はT‐ARTIST、制作協力はROBOT、制作プロダクションはトライアムズ。2月1日よりテアトル新宿他全国順次公開。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。