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『麻雀放浪記』もも、竹中直人、ベッキー出演

【FREE】『麻雀放浪記』もも、竹中直人、ベッキー出演

2018年11月21日
 東映配給『麻雀放浪記2020』(監督白石和彌/斎藤工主演/2019年4月5日公開)は、このほど追加キャストとしてTBSテレビ「逃げるは恥だが役に立つ」のオープニング曲を手がけるなど人気の姉妹ユニット「チャラン・ポ・ランタン」のヴォーカル・ももに加え竹中直人とベッキーの出演を発表した。

 作品は、阿佐田哲也のベストセラー小説「麻雀放浪記」をベースに時代設定を1945年から2020年に置き換えて映画化する最新作。

 今回追加キャストとして発表されたももは、斎藤工演じる主人公・坊や哲を拾って面倒を見ることにした地下アイドル・ドテ子役。竹中直人は、その地下アイドルたちを抱える芸能プロダクションの社長で、ドテ子の部屋に転がり混むクソ丸役。ベッキーは、坊や哲(斎藤工)がいた元の時代で哲に麻雀を教えたアパートの大家であり、麻雀クラブ・オックスクラブのママでもある八代ゆき役。もも、竹中直人、ベッキー、白石監督のコメントは次のとおり。

もも(ドテ子役) 「映画の出演オファーが来ている」え、私に? お話をいただいたときの感情は、あまりにも話が唐突で大きすぎて、とにかくビックリ、それだけでした。主演の斎藤工さんはじめ、共演者のみなさま、白石組のみなさまに支えられながら成長した “ドテ子” と “もも” を観ていただけると嬉しいです。

竹中直人(クソ丸役) クソ丸という強烈なキャラクターを演じてみて、まだまだやり足りない感じです。もっともっとクソになりたかったな…と思っています。共演のたくみ(斎藤工)くん、ももちゃんをもっと地獄に突き落としたかったです。でもね…いっしょうけんめいやりました。そして、初めての白石組に参加することができてかなり嬉しかったですね。白石監督の眼差しはとてもシャープで揺るぎない。かっこいい監督でした。無駄のない演出エネルギーに満ち溢れた監督ですね。どんどん巨匠になってしまうのかな…監督に嫌われないようにといっしょうけんめいやりました。

ベッキー(八代ゆき役) 今回、『麻雀放浪記2020』のお話をいただいた時、すごく嬉しかったです。しかしオリジナル作品を観れば観るほど、役をいただいたことの責任の大きさを感じました。私が演じたクラブオックスのママは、背伸びしても、いや、脚立に登っても追いつかないくらい色気のある、オトナな女性。試行錯誤しながら、演じさせていただきました。

白石和彌監督 チャラン・ポ・ランタンのももさんを最初に見た時、彼女が持っているエネルギーに圧倒されました。これはいつかご一緒したいと思い、今回ヒロインのドテ子をお願いしました。ベッキーは、昭和の女・八代ゆきの妖艶さを高いクオリティで演じてくれています。竹中さんは僕が映画の世界を志した時のアイドルでした。クソ丸という最高の役名で竹中さんにお願いできたことを嬉しく思っています。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。