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藤井監督『青の帰り道』、披露に主演真野ら

【FREE】藤井監督『青の帰り道』、披露に主演真野ら

2018年11月15日
 NexTone配給、ティ・ジョイ配給協力『青の帰り道』の完成披露上映会が13日、新宿バルト9で開催され、出演の真野恵里菜、清水くるみ、横浜流星、森永悠希、秋月三佳、冨田佳輔、監督の藤井道人が登壇した。

 同作は、2008年、東京近郊の町でまもなく高校卒業を迎える7人の若者たちの物語。7人それぞれが大人の階段を上り始めて3年後、夢に挫折する者、希望を見失う者、予期せぬことに苦しむ者と、7人7様の人生模様を描いている。再び“あの場所”戻ってきた彼らは何を胸に宿すのか――。

 舞台挨拶で歌手を夢見て地元を離れ、上京するカナ役を演じた真野は「映画を通して、過去に戻れないということを痛感した。何の変哲もない7人が大人になって挫折する。でもそれは私たちもそういう人生を歩んでいると思う。考えさせられる映画」とコメント。監督は「本作は紆余曲折あって2016年8月14日に撮り始めて2017年8月13日に撮り終わった。長い長い旅を、真野さん含めたくさんのスタッフ、キャスト欠けることなく駆け抜けた1年だった。そこからもう1年編集に時間をかけて、こうやって皆さんに観ていただけるのは感無量」と思い入れを語った。

 12月7日より新宿バルト9他全国順次公開される。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。