フリーストーン『十年』テア新初日舞台挨拶

　フリーストーン配給のオムニバス『十年 Ｔｅｎ Ｙｅａｒｓ Ｊａｐａｎ』が３日公開され、テアトル新宿で行った初日舞台挨拶に各話監督、早川千絵、木下雄介、津野愛、藤村明世、石川慶らが登壇した。香港で社会現象となった『十年 Ｔｅｎ Ｙｅａｒｓ』を基に、日本、タイ、台湾それぞれで自国の現在、未来への多様な問題意識、10年後の社会、人間を描く国際共同企画。

　この日、日本版の総合監修を務めた是枝裕和のビデオメッセージが上映され、「とても若い意欲のある作り手たちと一緒に仕事をすることは、自分自身にも刺激になったし、とても良いコラボだったと思っています」とコメントした。この回を含めて初日の２回は満席、立ち見が出る盛況ぶりとなった。

　製作は、分福、吉本興業、十年電影工作室、朝日新聞社、フリーストーンプロダクションズ。

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