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マーメイド「ポーランド映画祭」11月10~23日

【FREE】マーメイド「ポーランド映画祭」11月10~23日

2018年11月01日
 マーメイドフィルム配給「ポーランド映画祭2018」が11月10~23日、東京都写真美術館ホールで開催される。12日・19日の月曜日は休館。

 7年目を迎える同映画祭では、イエジー・スコリモフスキ監督の80歳記念上映、ロマン・ポランスキー監督の85歳記念上映を行う。いずれも2本。スコリモフスキは来日し、トークイベントにも参加する。スコリモフスキ監督作品は、イギリスに不法滞在する4人のポーランド人を描いた82年作『ムーンライティング』、11分間のドラマをモザイク状に構成したサスペンス『イレブン・ミニッツ』。ポランスキー監督作品は、長編処女作であり、スコリモフスキと共同脚本を手掛けた『水の中のナイフ』。もう一本はローラン・ブーズロー監督作で、ポランスキーが生い立ちから今に至るまでを自らの言葉で赤裸々に語ったドキュメンタリー『ロマン・ポランスキー 初めての告白』。

 全プログラムで26本を上映。ポーランド映画の今を表す「ポーリッシュ・シネマ・ナウ!」では、2017年のポーランド映画界で絶賛され、ポーランド映画賞作品賞/主演男優賞を受賞したピオトル・ドマレフスキ監督『クリスマスの夜に』など5本。1918年11月11日のポーランド共和国独立回復から100周年を記念したプログラムでは、アンジェイ・ワイダ監督『灰とダイヤモンド』や、ポランスキーの『戦場のピアニスト』など7本。その他、アンコール上映、アニメーションの世界で国際的成功を収めたヴァレリアン・ボロフチク特集、女性監督特集を実施する。

 主催は、ポーリッシュ・フィルム・インスティチュート、ポーリッシュ・フィルムメイカーズ・アソシエーション、ポーランド広報文化センター、CULTURE.PL、スコピャ・フィルム、マーメイドフィルム、VALERIA。配給協力はコピアポア・フィルム。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。