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日芸映画学科、朝鮮半島テーマに映画祭開催

【FREE】日芸映画学科、朝鮮半島テーマに映画祭開催

2018年10月11日
 日本大学芸術学部映画学科3年映像表現・理論コース映画ビジネスゼミ、ユーロスペースは12月8~14日の1週間、同館で映画祭「朝鮮半島と私たち」を開催する。

 同映画祭では、1930年代から現代までの作品から学生が議論して選んだ18本を上映する。そのうち、チェ・インギュ、パン・ハンジュン監督『授業料』、朝鮮総督府による記録映像『銃後の朝鮮』『朝鮮の愛國日』は韓国映像資料院の協力により、日本上映が可能となった。また、国立映画アーカイブ所蔵の清水宏監督による短編『京城』『ともだち』も上映する。

 全上映作品は以下の通り。清水宏監督『有りがたうさん』『京城』『ともだち』、チェ・インギュ、パン・ハンジュン『授業料』、記録映像『銃後の朝鮮』『朝鮮の愛國日』、今村昌平『にあんちゃん』、浦山桐郎『キューポラのある街』、大島渚『絞首刑』、小栗康平『伽倻子のために』、オ・ドクス『戦後在日五〇年史[在日]歴史篇』、行定勲『GO』、阪本順治『KT』、崔洋一『血と骨』、井筒和幸『パッチギ!』、ヤン・ヨンヒ『かぞくのくに』、イ・ジュニク『空と風と星の詩人~尹東柱の生涯~』、パク・スナム『沈黙‐立ち上がる慰安婦』。

 トークイベントも多数用意。なお同映画祭には俳優の吉永小百合、映画監督の崔洋一、映画プロデューサーで映画評論家の寺脇研、映画・比較文学評論家の四方田犬彦の各氏から応援コメントが届いている。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。