東宝東和『ルイス～』イベントに佐藤、宮沢

　東宝東和配給『ルイスと不思議の時計』（12日公開）の特別試写会イベントが４日、品川インターシティホールで行われた。作品は、ひとりぼっちの少年ルイスがポンコツ魔法使い、エリート魔女とともに時計の謎を解いて世界を救うマジックファンタジー。

　イベントには吹替版で魔法使いを演じた佐藤二朗、魔女役の宮沢りえが登壇。前回のイベントで佐藤は、時計の中から宮沢を登場させる魔法に挑戦するも大失敗。その際にリベンジを期した佐藤が、短い期間で修業を積み、この日、再び魔法に挑んだが、前回と同様ポンコツそのもの。佐藤がうなだれる姿が会場の笑いを誘った。

　佐藤は「魔法やファンタジーの要素があるので、子どもは存分に楽しめるし、普遍的なテーマも描かれているので、大人も胸にぐっとくる部分がある。あと、他と違っていてもいいんだよというメッセージが込められているのもすごくいい。なので、老若男女、性別問わずいろんな方に見てほしい」、宮沢は「冒険をしながら自信がついていくルイスの顔つきが、最初と最後では全然違っている。そんなルイスの姿に勇気を貰えるんじゃないかな。あと、ジョナサン（魔法使い）とツィマーマン（魔女）のののしり合いもリズム感があって好き」と映画をアピールした。