演歌歌手の大月みやこが2日、東京・三越劇場で恒例秋のコンサートを開催。昼夜計2公演で1千人のファンを魅了した。
三越劇場での秋のコンサートは2009年から今年で10回目。距離が近くアットホームな雰囲気が、大月とファン双方にとって毎年楽しみな公演としておなじみになっている。
今年は、大月がかねて再共演を熱望していた先輩歌手の菅原洋一がゲストとして出演。以前テレビの音楽番組でデュエットした際、大月がとても気持ちよく歌えたことから「できればもう一度ご一緒したい」とスタッフにお願いしていたという。今回その願いが叶い、音楽番組でも歌った「アマン」を再びデュエットした。
55周年を迎え、記念第二弾曲となる新曲「海鳴りの駅」とCD3枚組の記念アルバム「究極盤~スペシャルベスト」を9月26日に同時発売(共にキングレコード)。55年を振り返り「ずっと同じ気持ちで続けてこられたことが幸せ。いい出会いと歌わせてくれる皆様が、私にやれるんだという自信を持たせてくれたとつくづく感じています」と話していた。