演歌歌手・中村仁美(旧:戸川よし乃)が21日、都内で新曲「冬紅葉」(9月19日発売、日本クラウン)の発売記念イベントを行った。
中村は今年2月に三山ひろしらが所属するミイガンプロダクションに移籍。6月に「心機一転、原点に戻る」という思いで、それまでの「戸川よし乃」から本名の「中村仁美」に改名を果たした。
新曲「冬紅葉」は、儚く叶わぬ恋愛心情を炎のように紅くなる冬の紅葉に例えた楽曲。改名後初のシングルということもあり本人も気合十分で、「グッと演歌寄りの作品。ファルセットに乗せて表現した“秘めた情熱”に注目して頂ければ」と聴きどころをPR。今後について「(中村仁美として)心に残る曲をたくさん歌っていきたい」と意気込んだ。
この日は関係者向けに「冬紅葉」など計6曲を披露。日本クラウンの和田康孝代表取締役社長や、「冬紅葉」の作詞者・原文彦氏も応援に駆け付け、激励の言葉を送った。
また、本番前の会見には演歌界の大先輩でミイガンプロダクションの代表を務める松前ひろ子も登壇。「三山ひろしに続くのは中村仁美しかいないと確信しています」と話した。
中村仁美は2019年3月30日(土)に東京・牛込箪笥区民ホールでソロコンサートを開催予定。