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若松プロ他『止められるか~』披露に監督ら

【FREE】若松プロ他『止められるか~』披露に監督ら

2018年09月22日
 若松プロダクション、スコーレ配給『止められるか、俺たちを』の完成披露舞台挨拶が20日夜、テアトル新宿で行われ、出演の門脇麦、井浦新、監督の白石和彌が登壇した。

 日本映画史に残るアナーキーな鬼才・若松孝二監督逝去から6年。若松プロダクション出身の白石監督がメガホンをとり、同プロダクションで助監督を務めた古積めぐみ視点で描く青春映画。

 舞台挨拶で白石監督は「僕自身が若松さんの映画作りの原点を見てみたかった。若松さんの“日本映画のメジャーとは違う”と映画を作っていたその気概を自分の中にも入れたかった」と企画スタート時を振り返る。さらに、「映画で描いた2年半の中だけでも、信じられないぐらいのエネルギーで若松さんは映画を撮っていた。亡くなるまで100本以上の映画を作っていたと考えると、自分は若松さんのことを知っているようで分かっていなかった」とコメントした。

 同作は10月13日よりテアトル新宿他全国順次公開される。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。