新演歌三姉妹〝雪月花〟初公演に１５００人

左から雪月花の公式キャラ「ルネパンダ」、杜このみ、市川由紀乃、丘みどり

　演歌歌手の市川由紀乃（キングレコード）、丘みどり（同）、杜このみ（テイチクエンタテインメント）による３人組ユニット“雪月花（せつげつか）～新演歌三姉妹～”が３日、東京国際フォーラム・ホールＣで初のコンサートを開いた。コンサートは２部構成で、１部では美空ひばり、江利チエミ、雪村いづみから中森明菜、小泉今日子、松田聖子まで歴代三人娘らの名曲、ヒット曲をカバー。２部では市川、丘、杜それぞれのオリジナル曲を中心に披露し１５００人のファンを魅了した。ユニットの公式キャラクター「ルネパンダ」も応援に駆け付けた。この日の模様は、10月20日（土）正午からＢＳスカパー！、11月11日（日）13時からチャンネル銀河で独占放送される。

　雪月花～新演歌三姉妹～は、演歌界に新風を巻き起こし、子どもからお年寄りまで幅広い年齢層に愛されるユニットになることを目指して結成。18年４月に結成を発表し、あわせてユニット名の一般募集を開始。６月に正式なユニット名が発表された。雪＝市川由紀乃、月＝丘みどり、花＝杜このみ。

　初コンサートについて、この日の本番前、市川は「とても楽しみです」、丘は「３人で合わせるのは今日が初めて。振り付けと歌詞で頭が一杯です」、杜は「３人の全力を集結して、また見たいと思っていただけるようなコンサートにしたい」と意気込み。ユニットとしてのオリジナル曲はまだないが、杜は「日々、欲しいという気持ちが高まっています」と話していた。

　10月１日に大阪ＮＨＫホールでもコンサートを開く。