演歌歌手の青木美保が4日、東京・渋谷区文化総合センター大和田さくらホールでデビュー35周年記念コンサートを開催。出身地の熊本に実在する川の名前をタイトルにした35周年記念曲「乙姫川」(9月5日発売、キングレコード)や、35周年にちなみ「夢追い酒」「おどるポンポコリン」「マツケンサンバ」「崖の上のポニョ」「南部蝉しぐれ」「レット・イット・ゴー」などジャンル問わず35年間の有名曲を詰め込んだ約18分にわたる35曲メドレーなどを披露し、満席700人のファンを魅了した。
「けいれん性発声障害」治療のため01年から活動を休止。10年間、歌えない時期があった。35周年を迎え「35年はゴールではなく通過点。特に私は病気をして10年、声帯を温存していたことにもなるので、これから10年多く歌えると思いながら、今できることを一生懸命にやっていきたい」と話していた。