SPE発売『ローガン・ラッキー』のブルーレイ&DVDリリース記念トークショー付試写会が25日、東京・虎ノ門の同社試写室で行われ、映画・音楽ジャーナリストの宇野維正、映画ソムリエの東紗友美が登壇した。
ソダーバーグが大好きという宇野は「ソダーバーグについて考えるということは、映画について考えるということで、デビュー作の『セックスと嘘とビデオテープ』から常に映画の最前線」とコメント。これには東も「常に新しいことをやっている監督というイメージなので、『今度は何をやるんだろう』と新作が公開される度にワクワクしている」と共感した。
また、東が「(主演の)チャニング・テイタムは役作りで、10kg増量しているが、これはウエストバージニア州の肥満率が非常に高いという背景がある」とエピソードを披露すると、宇野は監督とキャストの関係について「ソダーバーグは役者に自由を与える監督で、どんな大物俳優もソダーバーグの作品に出演したがる。俳優からの信頼のされ方は今のハリウッド監督の中でも突出している」と解説した。8月8日(水)発売。