東和ピクチャーズ配給『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』の来日記者会見が18日、港区のザ・リッツ・カールトン東京で行われ、出演のトム・クルーズ、ヘンリー・カヴィル、サイモン・ペッグ、前作『~ローグ・ネイション』から続投してメガホンをとったクリストファー・マッカリー監督が登壇した。
全世界シリーズ累計興収3000億円以上、トムが伝説的スパイ、イーサン・ハントを演じる大人気スパイアクション映画最新作。今作でトムは、足を骨折して話題となった “陸上選手さながらのビルジャンプ” 、 “ヘリにしがみつき、落下までするアクション” 、 “2000時間の飛行訓練を経たヘリ操縦” 、極めつけは “成層圏寸前の高度7620メートルからのヘイロージャンプ” と、全てが本物のスタントに挑戦し、話題を集めている。
その注目度は、会見に集まったマスコミによって立ち見ができ、ドアを閉めることも一苦労なほど。トムを始めとするゲストが登場するとフラッシュと歓声が飛び交った。
23回目の来日を果たしたトムは、足を骨折したビルジャンプについて、「(医師から)手術は必要ないが、全治9か月はかかるかも、と言われたが、6週間で戻りたいと伝えた。医師もあきれていたけど、復帰した。実際骨折したまま戻ったわけだけどね。ロンドンの橋を全速力で走るシーンだった」と笑顔で語り、会場を驚かせた。これについてマッカリー監督は「僕が見てもすぐに折れていると分かった。すごく腫れていたからね。でも、何かいいことに繋がると思った。それが何かはまだわからない。そう言えば、(トムが骨折した時)映画の半分はできていたけど、それ以降の脚本ができていなかった。良い時間稼ぎになった」と冗談を交えて話し、トムも思わず笑みをもらしていた。
トムとマッカリー監督のタッグは今作で9度目。この日もトムが「マッカリー監督とは9本撮ったけど、あと9本は一緒に撮ろう」と語りかけ、マッカリー監督が「トムの献身的な姿勢には皆が感化される」と応えるなど、信頼の深さを垣間見せた。
『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』は、8月3日より全国公開される。