【FREE】SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2018開幕
2018年07月14日
15周年を迎えた埼玉県川口市の「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2018」が13日スタートした。
オープニングセレモニー冒頭、実行委員会会長の上田清司埼玉県知事が登壇し、同映画祭出身監督の白石和彌、中野量太、坂下雄一郎らを例に挙げ、15周年以降も次世代を担う才能を発掘・育成する場として機能させていく旨をコメントした。
続いて、副会長の奥ノ木信夫川口市長は、都心~会場のアクセスが向上したことをアピール。奥ノ木市長によれば、従来のJR川口駅前シャトルバスに加えて、SR鳩ケ谷駅前シャトルバスを追加。また、鳩ケ谷駅と会場をつなぐ「SKIP橋」が完成したことにも触れた。なお、今年は川口駅周辺に位置するMOVIX川口でも上映を行っている。
この日上映があったオープニング作品は、川口市を舞台に同映画祭が用意した『君がまた走り出すとき』(監督:中泉裕矢)。マラソンを題材にした感動作であり、奥ノ木市長もマラソンのスタートランナーとして出演し、地域参加型の映画製作を、文字通り身をもって実現させた。
その後、八木信忠総合プロデューサーが15周年企画を説明。土川勉ディレクターがコンペティション部門の作品などを紹介した。
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2018は22日まで。近年は9日間開催が平均であるが、今年は1日プラスの10日間開催。コンペティションのアワード発表は22日に行われる。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。